病院でマイナ保険証を出したのに、「このカード、使えません」と言われて困った——。
実はこれ、マイナンバーカード自体は有効でも“別の期限切れ”が原因のケースがあります。見落としがちな「電子証明書」の仕組みを知らないと、突然使えなくなることも。今回は、よくある原因と対処法を分かりやすくまとめました。

マイナ保険証が使えないのはなぜ?
マイナ保険証は、マイナンバーカードを健康保険証として利用する仕組みです。
ところが、「カードは有効なのに使えない」と言われるケースがあります。
その原因として多いのが、電子証明書の期限切れです。
カードの有効期限と「電子証明書」は別物
意外と知られていませんが、マイナンバーカードには2つの期限があります。
- カード本体の有効期限(見た目に書いてある)
- 電子証明書の有効期限(5年)
このうち、マイナ保険証の利用に必要なのは電子証明書。
そのため、
- カード自体は有効
- でも電子証明書が期限切れ
という状態だと、病院の端末では**「使えない」**と判定されてしまいます。
電子証明書が切れるとどうなる?
電子証明書が期限切れになると、
- マイナ保険証として使えない
- コンビニでの証明書取得ができない
- 一部のオンライン手続きが不可
といった不便が起こります。
特に病院では、その場で更新できないため、急な受診時に困る人が続出しています。
電子証明書の更新方法は?
電子証明書の更新は、住民票のある市区町村の窓口で行います。
基本的なポイントは以下の通りです。
- 更新時期:有効期限の前後
- 必要なもの:マイナンバーカード、暗証番号
- 手数料:無料
更新手続き自体は短時間で済むことが多いですが、
「平日に行けない」「暗証番号を忘れた」など、負担に感じる人も少なくありません。
期限切れを防ぐためにできること
トラブルを防ぐためには、
- 電子証明書の有効期限を事前に確認
- 家族(特に高齢の親)のカードも一度チェック
しておくのがおすすめです。
期限が近づくと通知が届く場合もありますが、見落とされがちなのが現実です。
また、県外へ転居の方はご注意を。有効期限以外にも県外への引越しでも電子証明書は自動的に失効となりますので、転居後に再発行が必要です。マイナポータルで可能なのは転出手続きで、転入時の手続きはできないので、現地の役所・役場へ足を運ぶ必要があります。
まとめ:
マイナ保険証が使えない原因は、カードではなく電子証明書の期限切れというケースが少なくありません。仕組みを知っていれば、防げるトラブルでもあります。病院で慌てないためにも、一度自分や家族の有効期限を確認しておくと安心です。