今年のバレンタイン、売り場をのぞくと「チョコなのにカカオ不使用?」と二度見する商品が増えています。背景にあるのは、カカオ豆価格の高騰。異常気象などの影響で価格は年々上がり、ついに“脱カカオ”という新しい流れが本格化しました。この記事では、バレンタイン商戦で続々登場するチョコ風・代替スイーツの正体と、注目ポイントを分かりやすくまとめます。

TOPVALUのプライベートブランドにも代替チョコが。
カカオ高騰が止まらない…バレンタインに直撃
近年、カカオ豆は異常気象や供給不安の影響で年約3割ペースで価格が上昇。その影響はバレンタイン商戦にも直撃しています。
チョコレートは原材料比率が高い分、値上げの影響を受けやすく、メーカーや百貨店は「安定供給」と「価格の抑制」を両立する新しい選択肢を探す必要に迫られました。
老舗百貨店が本気で開発した“脱カカオ”
注目を集めているのが、高島屋が展開する新素材「アノザM」。
エンドウ豆やイナゴマメを原料に、ミルクチョコレートの味や口どけを再現したチョコ風菓子です。カカオを使わずに“チョコらしさ”を表現することで、供給の安定化を狙った開発だとされています。
価格面でもメリットがあり、従来のカカオ使用商品に比べて約600円ほど安く提供される例も。バレンタインの“予算調整”に悩む人にとっては、現実的な選択肢になりそうです。
コーヒー豆が“チョコになる”?意外な代替案
さらに、そごう・西武では、コーヒー豆を丸ごと微粉砕して、チョコのような見た目・食感に仕上げた商品も登場。
試食では「香りと味はコーヒー寄り」「見た目や口どけはチョコ風」という評価で、“チョコじゃないけど満足感はある”という新ジャンルとして注目されています。
「脱チョコ」「国産」が今年のキーワード
今年のバレンタインは、
- 脱カカオ(脱チョコ)
- 国産素材
- 価格を抑えた代替スイーツ
といったキーワードが目立ちます。
「高級チョコ一択」から、「背景やストーリーを楽しむ」選び方へ。味だけでなく、なぜこの素材なのかに共感できる商品が支持を集めている印象です。
数年前から自分へのご褒美としてバレンタイン商戦を捉えるにも層、代替スイーツを選ぶ楽しみは拡がりそうですね。
まとめ:
カカオ高騰という逆風の中で生まれた“脱カカオ”バレンタイン。豆やコーヒーなど、意外な素材から生まれるチョコ風スイーツは、価格面でも選択肢を広げてくれます。今年は「チョコじゃないけど楽しい」新しいバレンタインを試してみるのもアリかもしれませんね。