庭に一度生えると、なぜか無限に増え続けるドクダミ。「根から抜いたのに、気づいたらまた生えている…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そんな中、“抜くほど逆効果になる”という意外な事実と、効果的な駆除方法が話題になっています。

山崎造園より
なぜドクダミは抜いても生えてくるの?
ドクダミがしぶとい最大の理由は、成長の仕組みにあります。
多くの植物は根から栄養を吸収しますが、ドクダミは少し違います。
- 葉で光合成をする
- そこで作った栄養を地中の根茎(こんけい)に貯める
- 根茎が分裂して、どんどん増える
つまり、栄養の“司令塔”は葉。
根を抜いても、地中に根茎が少しでも残っていれば、そこから再生してしまうのです。
実は逆効果?「手で抜く」駆除の落とし穴
よくやりがちなのが、
「見つけ次第、根から引き抜く」方法。
しかしこれは、
- 根茎を刺激してしまう
- 途中で千切れて、かえって増える
という逆効果になるケースが多いとされています。
「頑張って抜いたのに、前より増えた気がする…」という現象は、これが原因です。
カギは“光合成を止める”こと
ドクダミ対策の最大のポイントは、
葉に光合成をさせないこと。
そこで効果的とされているのが、次の方法です。
・葉を切る
葉を定期的に刈り取ることで、栄養を作れなくします。
即効性はありませんが、続けることで根茎の栄養が枯渇していきます。
・熱湯をかける
葉に直接熱湯をかけると、葉がダメージを受け光合成ができなくなります。
※注意点
大量の熱湯を直接土にかけると、土壌の微生物に悪影響が出る可能性があります。
葉にかけて、こぼれ落ちる程度に留めるのがポイントです。

ヤフーショッピングサイトより
最も効果的とされる「地中カット」
今回特に注目されたのが、「地中カット」と呼ばれる方法。
やり方はシンプルで、
- 地表近くの土を少し掘る
- 見えた根茎をハサミで切る
これにより、
- 栄養の通り道を遮断
- 再生力を大きく弱める
ことができます。
一度で完全に終わるわけではありませんが、定期的に行うと効果が出やすいとされています。
放置期間が長いほど、根気が必要
長年放置されたドクダミは、
地中の根茎に大量の栄養を蓄えています。
そのため、
- 1回の駆除で消えることはほぼない
- 数週間〜数か月単位での継続が必要
という点は理解しておく必要があります。
ただし、光合成を止め続ければ確実に弱っていくため、早めに始めるほど楽になります。
ドクダミの蔓が伸びてくると、ついつい引っこ抜きたくなりますが、それは逆効果。雑草は「抜く」よりも「枯らす」と覚えておくのが良さそうですね。

ちなみにドクダミは香草として食用にすることもできます。庭の雑草が美味しいはずがない!というのは先入観かもしれず、時期を見計らって美味しくいただくことも可能なようです。
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まとめ:
ドクダミが増え続けるのは、根ではなく葉で栄養を作る植物だから。手で抜くだけでは逆効果になることもあり、光合成を止めることが駆除の近道です。葉のカットや熱湯、そして地中カットを継続的に行うことが、しつこいドクダミ対策の現実的な解決策と言えそうです。